40代を迎えると、ふとした瞬間に「からだが硬くなったな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
私自身もその一人です。ストレッチをしていると、可動域が以前よりも狭くなっているのを実感します。
朝、ベッドから起き上がるときにスムーズに立ち上がれなかったり、足元がふらついたり。階段を降りるときも、若い頃のような軽やかさを失っている気がします。
「えっ、私のからだは大丈夫?」と不安になること、きっと誰にでもあるはずです。

でも大丈夫。今ならまだ間に合います。


ピラティスを取り入れることで、失われつつある柔軟性を再び取り戻すことができるのです。実際、私自身もピラティスを続けるうちに少しずつしなやかさを感じられるようになりました。
今回の記事では、なぜピラティスが40代からの柔軟性アップにおすすめなのかを、詳しくお伝えしていきます。
かつてはパーソナルトレーニングで、引き締まったアスリート体型を手に入れた経験あり
現在は“見た目”だけでなく、“10年先も健やかでしなやかに動けるからだ”を目指してピラティスを継続
自身の体験を通して、無理なく続けられる健康づくりの大切さを実感中
からだの柔軟性がなくなるデメリット
からだの柔軟性がなくなると、様々なデメリットがあります。
一つづつ詳しく説明していきましょう
①全身の血流が悪くなる
からだが硬くなると、血のめぐりがスムーズにいかなくなります。その結果、肩こりや冷え、むくみなど、日常でよくある不調につながりやすくなります。
②体内に老廃物が溜まりやすくなる
柔らかさを失うと、からだの流れが滞りやすくなり、いらないものを外に出しにくくなります。そのせいで、むくみや疲れが取れにくいと感じることも増えてしまいます。
③体内の老化が進む
血流や代謝が落ちると、からだ全体の元気が少しずつ失われていきます。肌のツヤがなくなったり、疲れが残りやすくなったりします。からだの柔らかさを保つことは、若々しく過ごすためにも大切です。
からだの柔軟性をあげるメリット
からだの柔軟性をあげることによるメリットをご紹介します
①見た目が若々しくなる


からだが柔らかいと、自然と姿勢も美しく整います。
背筋がすっと伸びているだけで、見た目の印象は驚くほど若々しく、洗練された雰囲気に。しなやかに動けるからだは、その人自身を内側からいきいきと輝かせてくれます。
また、柔軟性を高めることは、姿勢の改善にも深く関わっています。股関節や肩甲骨まわりが硬いと、どうしても姿勢は崩れやすくなってしまいます。逆に、これらを柔らかく保つことで、美しい立ち姿や座り姿が自然と身につき、全体の印象までも優雅に変えてくれるのです。
②太りにくくなる
からだが柔らかいと、動きがスムーズになり、余分なエネルギーをため込みにくくなります。
普段のちょっとした動きでも効率よく行えるので、自然と太りにくいからだへと近づいていきます。
また、柔軟性があると可動域が広がり、日常の動作そのものが軽やかになります。その分エネルギー消費も増えるため、無理なくダイエット効果が期待できます。
さらに、筋肉が柔らかくなることで血流やリンパの流れも良くなり、からだの中から整っていきます。
③美肌になる


血のめぐりが良くなることで、肌に必要な栄養や酸素が行き届きやすくなります。
その結果、肌のトーンが明るくなったり、ハリやツヤを感じやすくなったりします。しなやかなからだは、内側から美しさを引き出す秘訣でもあります。
④怪我をしにくくなる
からだが硬いと、ちょっとした動きでも筋肉や関節に負担がかかりやすくなります。柔軟性を高めておくことで、思いがけない転倒やひねりにも対応しやすくなり、怪我の予防にもつながります。安心して毎日を楽しむためにも、大切なポイントです。
柔軟性をあげるためにおすすめは『ピラティス』


からだの柔軟性を高める方法はいくつかありますが、特におすすめしたいのが ピラティス です。続けることで、からだの内側から変化を感じられるのが大きな魅力です。
では、柔軟性を高めたい方にピラティスをすすめる理由を、いくつかのポイントに分けてご紹介します。
① 無理のない動きで関節をやわらかくする
柔軟性は「ストレッチをすること」だけでなく、正しい姿勢からも生まれます。ピラティスは体幹を意識しながら動くことで、背骨や骨盤を正しい位置に導きます。その結果、姿勢が美しく整い、全身がしなやかに動けるようになります。
② 姿勢を整えて、からだをしなやかに保つ
柔軟性は「ストレッチをすること」だけでなく、正しい姿勢からも生まれます。ピラティスは体幹を意識しながら動くことで、背骨や骨盤を正しい位置に導きます。その結果、姿勢が美しく整い、全身がしなやかに動けるようになります。
③ 呼吸と一緒にリラックスできる
ピラティスでは、深い呼吸を大切にします。呼吸に合わせて動くことで、心とからだが自然とリラックスし、筋肉のこわばりがやわらぎます。リラックスした状態で動くことが、柔軟性を高める大切なポイントです。
④ 続けるほど、日常の動きがラクになる
ピラティスを続けることで、筋肉がバランスよく働くようになり、日常の動作がぐんとスムーズになります。階段の上り下りや、立ち上がるときの動きも軽やかに。続けるほどに「動けるからだ」に変わっていくのを実感できます
このように、柔軟性をあげたいと思ったら、まずは ピラティス を取り入れるのがおすすめです。無理なく始められ、心地よく続けられるピラティスなら、10年先の自分にもしなやかな動きをプレゼントできるはずです。
【リアルなレポ】私は実際に柔軟性を取り戻しています
私がピラティスを始めたきっかけは、コロナ禍でした。外出が減り、みるみるうちに自分のからだが弱っていくのを実感したのです。
体幹が弱まり、反り腰のため腰痛が悪化した
朝の寝起きもスムーズにいかなくなった
そんな変化に「このままでは将来の健康が危うい」と強い危機感を覚え、解決策を探している中で出会ったのが、ピラティスでした。
ピラティスを続けるうちに、からだの柔軟性が少しずつ戻ってきただけでなく、気持ちまで前向きに変わっていきました。日常の動作が軽やかにできることが、こんなにも大切で、人生を豊かにしてくれるものだということを、改めて実感しています。
まとめ:柔軟性を高めるにはピラティスがおすすめ
40代を迎えると、ふとした瞬間に「からだが硬くなったな」と感じる方も少なくありません。
血流が滞りやすくなったり、老廃物が溜まりやすくなったり…柔軟性の低下は、心身の不調や老化のサインにもつながります。
「柔軟性をあげる」その鍵となるのが 、ピラティスです。
- 無理のない動きで関節や筋肉をやわらかくする
- 正しい姿勢を整え、美しいシルエットをつくる
- 呼吸とともに心身をリラックスさせる
- 日常の動作を楽にし、怪我の予防にもつながる
ピラティスは、柔軟性を高めるだけでなく、からだ全体を整えながら「10年先も健やかに過ごせる自分」へと導いてくれます。
無理をせず、自分のペースで続けられるピラティスは、未来のあなたへの最高の贈り物になるはずです。
コメント